これって裏ワザ?格安SIMでスマホ代を節約する5ステップと不安解消法

キャリアから格安SIMに乗り換えたらどれくらい節約になる?

格安SIMに乗り換えるのが不安…

スマホ代を節約する方法が知りたい!

といった悩みを持つ人は多いはず。


結論から言うと、大手キャリアから格安SIMに乗り換えると、月5,000円節約することができます。

ただし格安SIMにもデメリットはあるので、乗り換えに不安な人はこの記事を読んでしっかり不安解消してください。

この記事では、大手キャリアから格安SIMに乗り換えて月々のスマホ料金を安くする方法と注意点を詳しく解説します。

記事内容を実践すれば、格安SIM初心者でもスマホ代を節約して、少し贅沢な毎日を送ることができますよ。

こんにちは!

つながるモバイル日記のスーヒロです。


私は5年以上格安SIMだけを使って生活し、30万円貯めることができました。

電気代の節約やスーパーの特売よりも、格安SIMに変えるだけで簡単に貯金できますよ。

それではまず、スマホ料金の現状から見ていきましょう。

格安SIM選びで失敗したくない人へ

格安SIMって色々あって迷ううえに選ぶのが面倒くさい。そんな人は、僕が15社すべて使って選んだおすすめランキングを参考にしてください。本当に使えるものだけを厳選した記事はこちら。

👉 本当に使える格安スマホランキングTOP5

大手3キャリアのスマホ料金平均額は8,471円

MMD研究所の調査によると、大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を使っている人のスマホ料金平均額は8,471円です。

大手キャリアに比べ、格安SIM(MVNO)のスマホ料金平均額は3,841円です。

つまり、大手キャリアから格安SIMに乗り換えると、スマホ料金が約5,000円安くなります。

月々5,000円節約できたらちょっと贅沢な外食ができますね。

日本の携帯料金が高い理由

日本の携帯料金が高いと言われているのには、次の理由があります。

大手キャリアの料金が高い理由
  • そもそも基本料金が高い
  • 通話定額オプションがついてる
  • データ容量が合っていない
  • ハイスペックすぎるスマホ機種の購入
  • 不要なオプションやサポートサービス

上記のポイントを気を付ければ、スマホ料金は安くすることができます。


これらのポイントをおさえるためには、格安SIMへの乗り換えが必須となります。

大手キャリアのプランでは基本料金がどうしても高くなってしまうためです。

つまり、スマホ料金を安くするには格安SIMへの乗り換えが必須です!

格安SIMと大手キャリアの違い

格安SIMと大手キャリアにはいくつかの違いがあります。

具体的な違いは次の表をご確認ください。

項目格安SIM大手キャリア
電波の受信大手キャリアの電波から受信自社のアンテナから受信
基本料金安い
0~2,000円前後
高い
4,000円前後
通話料オプション22円/30秒
各社プランによる
22円/30秒
家族間無料や定額サービスあり
通信速度混雑時はやや遅い混雑時もあまり変わらない
契約手続きネットからが多い店舗で対応してもらえる
メールアドレスフリーメールアドレスを使用
※キャリアメール持ち運びサービスあり
キャリアメールを使用
(docomo.ne.jpなど)
支払い方法クレジットカードのみが多い口座振替・クレジットカードに対応

え、格安SIMは△評価が多くない?

よく見て!
どれもそんなに困る内容じゃないよ。

格安SIMは田舎だとつながりにくいって聞いたことあるけど本当?

それは間違いだよ!

田舎でも都会でも、キャリアの電波が届けば、つながりやすさは大手キャリアと変わらないよ。


格安SIMと大手キャリアで多少の違いはありますが、日常使いで困ることはありません。
さらに受信している電波はどちらも同じなので、通信品質に大きな差はありません。


格安SIMと大手キャリアの違いは「格安SIMと大手キャリア7つの違い!初心者にもわかる各メリットデメリット」でも詳しく解説しています。

格安SIMで本当に5,000円節約できるの?

格安SIMの方が基本料金が安いのは分かったけど、乗り換える際に他にも費用が発生するんでしょ?

発生するよ!
でも他の費用を差し引いても格安SIMに乗り換える方がお得だよ。

大手キャリアを使い続けた場合と、格安SIMに乗り換えた場合の費用の比較をしてみましょう。

それぞれ10か月間使い続けた時の費用を計算しました。

費用の比較(10か月間)

🔸 大手キャリアを使い続ける:94,710円

🔸 格安SIMに乗り換える:71,710円

キャリアのスマホを使い続ける場合

大手キャリアのスマホを使い続ける場合は次の料金がかかります。

費用 1か月当たり 10か月間合計
月額料金
(通話含む)
8,471円 84,710円
端末代(残債) 3,000円 30,000円
割引きオプション -2,000円 -20,000円
合計 94,710円

※月額料金はキャリアを契約している人の平均値。
※端末代は購入時に一括支払いし手入れはばかかりません。
※割引オプションはプランによって金額が違います。

月額料金は平均値だからもっと高い人もいるよ!

格安SIMに乗り換えた場合

次に格安SIMに乗り換えた場合の料金を見てみましょう。

費用1か月当たり10か月間合計
月額料金
(通話含む)
3,841円38,410円
端末代(残債)30,000円30,000円
割引きオプション0円0円
解約違約金0円0円
MNP転出料0円(ネット)0円
契約手数料3,300円3,300円
合計 71,710円

※月額料金は格安SIMを契約している人の平均値。
※端末代は購入時に一括支払いしてればかかりません。
※大手キャリアの違約金は2022年7月に撤廃されました。
※MNP転出料は電話と店舗の場合、1,100円かかる場合があります。
※契約手数料は無料の格安SIMもあります。

大手キャリアと比べると10か月で23,000円お得です。(94,710円 – 71,710円)

大手キャリアは割引きオプションがあっても、格安SIMの方が基本料金が安いから、数か月で元が取れるね!

格安SIM乗り換えに不安な声を一刀両断

出典:ONE PIECE

でも、やっぱり不安だよ~

格安SIMに乗り換えてなんかあったらどうしよう…。

こんな声、私の周りでもよく聞きます。

そこで、格安SIMに乗り換える際のよくある不安と、格安SIMを5年間使い続けた実績から素直にお答えします。


格安SIMの思い込みや勘違いについては「【勘違い】格安スマホはやめとけ?知恵袋でも話題の思い込み7選を解説」でも詳しく解説しています。

格安SIMは圏外になったり通話品質が悪い?

格安SIMの通信エリアや通信品質は大手キャリアと変わりません

なぜなら、格安SIMは大手キャリアと同じ電波を使って通信を行っているからです。

たとえば、同じお菓子工場で作ったお菓子は全て同じ味になります。

それと全く同じで、同じアンテナから発信された通信品質は、格安SIMでも大手キャリアでも同じです。


ただし、通信が込み合っているときは、大手キャリアの方が優先して電波を受信しやすくなります。

日本の通信回線は、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天の4種類あるよ!

今の番号のまま乗り換えられるの?

契約中のキャリアでMNP転出をして乗り換えれば、現在の番号がそのまま使えます

※MNP:Mobile Number Portabilityの略。電話番号持ち運びサービスのことです。

MNP予約番号を取得するときに、引き止めに合わないか心配だな〜。

大丈夫!

携帯会社がMNPの引き止め営業をすることは、ガイドラインで禁止されているよ!

メールアドレスが変わってしまう?

各キャリアでメール持ち運びサービスがあります。

メール持ち運びサービスを使えば、今のメールアドレスを新しいプランでも引き継ぐことができます。(月額330円)

キャリアメール持ち運びサービスについては各キャリアで手順が違うので、以下の公式Webサイトを参考にしてください。

ドコモからau・ソフトバンク回線の格安SIMに乗り換える際も、メール持ち運びできるの?

キャリアメールは基本的にすべての携帯会社の料金プランへ持ち運びできるよ!

メール持ち運びサービスについては「月額330円のキャリアメール持ち運びとは?無料で取得できるメールとの違いと引継ぎ方法」でも詳しく解説しています。

家族割に入っていて自分だけ抜けれない

家族割の割引き額よりも格安SIMにして基本料金を安くした方が節約になります。

自分だけ抜けれない場合は、家族全員分を格安SIMに乗り換えましょう。

家族割プランがある格安SIM

UQ応援割・・月額料金が550円割引き

家族割引サービス・・2回線目以降月額1,188円割引き

家族割引・・月額料金が55円円割引


家族割のある格安SIMについては「夫婦で携帯会社が違うのは普通?揃えた方がいい3つの理由と乗り換え判断方法」で詳しく紹介しています。

格安SIMで通信費・スマホ代を安くする5ステップ

初めて大手キャリアから格安SIMに乗り換えるときは、本当につながるか心配ですよね。

リスクを抑えてスマホ代を安くする方法を5ステップでお伝えします。

5ステップ
  1. 料金がどれくらい安くなるか計算する
  2. 格安SIMのデメリットを把握する
  3. 契約中のプランのMPN転出する
  4. 格安SIMを契約する
  5. 初期設定をして使い始める


それぞれ詳しく解説します。

格安SIMの乗り換えはすべてネットから手続きできるよ!

① 料金がどれくらい安くなるか計算する

まずは現在のスマホ料金と安くなった場合の料金を比較します。

料金を比較して、格安SIMに変えたらどれくらい安くなるかイメージを持ちましょう。

いきなり解約せずに、ゴールから意識することで乗り換えた時のイメージが明確になるからです。


料金を比較するときは次の2点に注意してください。

注意点

端末代の残債は比較に含めない

(端末代は乗り換えにかかわらず支払わないといけない)
契約中のオプションはすべて把握する

完璧に比較する必要はないですが、解約漏れがないように現状のプランをしっかり洗い出しましょう。

このステップで乗り換え先の公式サイトから、現在使っている端末が使用できるかもチェックしてください。


スマホ端末をSIMロック解除してなかったら次の記事を参考に解除しておこう!

② 格安SIMのデメリットを把握する

格安SIMにもデメリットはあります。

大手キャリアとは違う点、デメリットを把握しておくことで契約後の勘違いは無くすことができます。


最低でも次のデメリットは認識しておきましょう。

格安SIMのデメリット
  • 使えるスマホ端末が限られている
  • 店舗でのサービスが少ない
  • 混雑時の通信速度がやや遅い
  • 初期設定は自分でしないといけない
  • クレジットカード払いが多い


他のデメリットや詳細を知りたい方は「格安SIMのデメリットとメリットをわかりやすく解説」も参考にしてください。

③ 契約中のプランでMPN転出する

契約する格安SIMが決まったら、現在契約中のキャリアからMNP予約番号を取得します。

<MNPの手順>

契約中のキャリアでMNP予約番号を発行する。

MPN予約番号を発行した段階ではまだ解約となりません。
電話や店舗だと手数料1,100円がかかってしまうのでWebサイトから予約するのがおすすめです。

予約番号を使って、乗り換え先の契約をする。

契約が完了して回線が切り替わった段階で、今まで契約していたキャリアとは自動で解約になります。

MPN転出については各キャリアのWebサイトを参考にしてください。

キャリアメールを乗り換え先でも使いたい場合は、メール持ち運びサービスの申請もしておこう!

④ 格安SIMを契約する

乗り換え先の格安SIMを契約します。

乗り換え先の公式サイトから、開通の申込フォームへ進み登録内容を入力しましょう。

この時にステップ3で取得したMNP予約番号も入力します。

予約確認のメールが届いて、新しいSIMが届いたら初期設定に進みます。

この時点では、まだ乗り換え前のキャリアで通信ができるよ!

⑤ 初期設定をして使い始める

格安SIMは基本的に自分で初期設定をしないといけません。

SIMカードが届いたら、契約した通信会社のマイページから回線切換えの手続きをします。

回線切換えの手続きは、受付時間が決まっていることがありますので、注意してください。


回線切換えの手続きが完了したら、SIMを差替えてAPN(アクセスポイントネーム)の設定をします。

APNの設定ができたら、画面左上のアンテナマークが格安SIMの名前に変わります。

スマホからYahoo!などのページを開いて通信ができていれば乗り換え完了!


乗り換えの流れは総務省のポータルサイトでも解説されています。

携帯料金は安くなった?格安SIMに乗り換えた実例と口コミ

大手キャリアから格安SIMへの乗り換えについて、SNSの口コミを集めました。

https://twitter.com/peketoushika/statuses/1158940337831739393?s=20&t=q9c14XYxd6gsBBB7EgCtFg

スマホを大手キャリアから格安SIMに乗り換えすると毎月5000円くらい安くなる!
ほとんどの人が面倒くさい!って言って乗り換えをしないんだけど、平均的な会社員の場合、月給を5000円昇給するには1年くらいかかると思う。

1年待ち続けるより、格安SIMに変える方が簡単じゃないか?🤔

投資家ぺけ
@peketoushika


正直、自己啓発系の口コミが多いです。

ですが、固定費を削減する方法として、格安SIMへの乗り換えは多くの人が簡単に実現できます。

口コミまとめ

✔ 思ったより簡単に格安SIMへ乗り換えできた

✔ 格安SIMへ乗り換えて後悔している人は少ない

✔ 大手キャリアのサービスをやめられない人もいる

格安SIMの良いところと悪いところを把握して、あなたの生活スタイルに合った、満足度の高い選択ができるようにしよう!

大手キャリアから乗り換えにおすすめの格安SIM3選

ドコモ・au・ソフトバンクすべての回線から選べる「mineo(マイネオ)

出典:マイネオ公式HP
月額料金データ容量回線の種類
1,298円
1,518円
1,958円
2,178円
1GB
5GB
10GB
20GB
ドコモ
au
ソフトバンク
通話料金初期費用解約料
22円/30秒
通話アプリ:10円/30秒
3,740円
契約事務手数料
SIM発行料
0円
金額は税込み
マイネオがおすすめな理由

・すべてのキャリア回線からつながりやすいSIMを選べる

・パケット放題Plusで中速(1.5Mbps)使い放題

・オンラインだけじゃなく店舗でも相談できて安心

・余ったギガを貯めたり分けたりして自由に使える

回線とデータ容量の種類が豊富!

3キャリアに対応してるので、今の端末がそのまま使えちゃいます。

シンプルで初心者向け!王道のドコモ回線「ahamo(アハモ)

出典:ahamo公式HP
月額料金2,970円4,950円
データ使用量20GB → 30GB
10/1~データ増量
100GB → 110GB
10/1~データ増量
データ超過後の
通信速度
最大1Mbps
データ追加料金550円/GB
国内通話5分間無料
(超過分:22円/30秒)
支払い方法クレジットカード
口座振替
金額は税込み
ahamoがおすすめな理由

・プランがシンプルで余計なオプションもなく初めてでもわかりやすい

5分以内の通話無料プランが標準でついている

・dポイントと連携してザクザク貯まる

・データ超過後も通信速度がそれなりに早い

大手キャリア格安プランの中では人気No.1

メガ盛り(100GB)もあるのでたくさんギガを使う人も安心。

LINEのデータ使い放題!PayPayも連携できる「LINEMO(ラインモ)

出典:LINEMO公式サイト
月額料金990円2,090円
データ使用量~3GB3~10GB
データ超過後の
最大速度
300kbps(10~15GB)
128kbps(15GB以上)
データ追加料金550円/GB
国内通話5分間無料
※契約から7か月間
(超過分:22円/30秒)
支払い方法クレジットカード
口座振替
PayPay
公式サイトhttps://www.linemo.jp/
金額は税込み
月額料金2,970円
データ使用量30GB
データ超過後の
最大速度
1Mbps(30~45GB)
128kbps(45GB以上)
データ追加料金550円/GB
国内通話5分間無料
(超過分:22円/30秒)
支払い方法クレジットカード
口座振替
PayPay
公式サイトhttps://www.linemo.jp/
金額は税込み
LINEMOがおすすめな理由

LINEがデータフリーで使える

LINEからプラン変更や料金の確認ができる

5分以内の国内通話が7か月間無料キャンペーン中

・ギガ使用量に応じて料金が変化する

LINEからデータ使用量や問い合わせができるのは便利すぎる!

ミニプラン(3GB)は実質6か月無料キャンペーン中です!

まとめ:自分に合ったスマホプランでお得に節約しよう

今回紹介した「格安SIMでスマホ代を節約する5ステップ」を実践すると、満足度を下げることなく月5,000円の固定費が節約できます。

最後にもう一度、内容を確認しましょう。

まとめ
  • 大手キャリアから格安SIMに乗り換えると月5,000円節約できる
  • キャリア解約から新規契約・初期設定までネットで完結できる
  • 格安SIMのデメリットも事前に確認しよう


比較検討と初期設定には半日ほどかかるかもしれません。

ですが、一度格安SIMに乗り換えてしまえば、その後ずっと節約効果が続きます。


比較した結果、大手キャリアを使い続けるのもありですが、
格安SIMに変更した後、大手キャリアの方が良かったと元に戻す人は見たことがありません。

行動して、今のプランが自分にあったプランを使って生活をより豊かにしていきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事がみなさんの豊かな生活のきっかけになれば幸いです。

ahamo
LINEMO

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