【大逆転】楽天モバイルがプラチナバンド無理説を克服して変化する5つのこと

プラチナバンドって何？

楽天モバイルがプラチナバンドになるとどうなるの？

この記事を読むと、上記の悩みや疑問を解決できます。

2023年10月23日に楽天モバイルがプラチナバンドを獲得するニュースが報道されました！

そこでこの記事では、楽天モバイルがプラチナバンドを獲得して変化する5つのことと、これからとるべき行動について提案します。

楽天モバイルを現役で2年以上使っている視点から解説するよ！

結論、楽天回線がつながるエリアは急拡大しますが、契約者数の増加に注意が必要です。

今回紹介する内容を活用し、スマホの通信費をより安く良い品質に変えていきましょう！

2024年8月1日 【潰れたらどうなる？】楽天モバイル携帯事業撤退の可能性と3つの乗り換え判断

※この記事には、今まで10社以上の携帯会社を契約してきた経験から、想定が含まれているのでご了承ください。

2023年10月最新！楽天モバイルがプラチナバンド獲得

ついに楽天モバイルがプラチナバンドを獲得しました！

プラチナバンドの提供によって、楽天モバイルの通信も高速化と安定性向上が期待されます。

総務省は23日、携帯電話向けに電波がつながりやすい「プラチナバンド」を楽天グループ傘下の楽天モバイルに割り当てると発表した。
諮問を受けた電波監理審議会（総務相の諮問機関）が、割り当ては適切だと判断した。

日本経済新聞

詳しい背景や今後の展望について解説していきます。

プラチナバンドとは障害を受けにくい電波

そもそもプラチナバンドって何？

と疑問に思う人もいるでしょう。

プラチナバンドは、スマホの通信において建物などの障害があってもつながりやすい電波のことです。

これまで、楽天モバイルはプラチナバンドの電波の提供が許可されていなかったので次のような声がありました。

このようなユーザーの声もプラチナバンドを提供することで、

ことが期待されます。

ドコモやau、ソフトバンクと同じ品質の回線が提供されるってことだね！

なんで楽天モバイルだけプラチナバンドがなかったの？

理由は明確で、基地局を増設するのに時間がかかったからです。

そもそも楽天モバイルは、MVNOとしてドコモとauから回線を借りて格安SIMを提供していました。

（MVNO：Mobile Virtual Network Operatorの略で大手キャリアから電波を借りている通信事業者）

楽天モバイルは2020年から独自の基地局を設置して新規携帯事業をスタートしたので、基地局が増えるまでプラチナバンドが提供されていなかったのです。

楽天モバイルはプラチナバンド向けの基地局に544億円追加投資して、1万661局以上を開設する予定だよ！

いつから楽天モバイルのプラチナバンドは使える？

楽天モバイルのプラチナバンド提供は2024年1月～4月と言われています。

しかし、詳細な提供時期は現在調整中。

1日でも早くプラチナバンドを提供できるよう努力してまいります。

もし、楽天モバイルのプラチナバンド提供時期が確定したら契約が殺到することが予想されます。

いち早く楽天モバイルのプラチナバンドを試したい！という人は今うちに契約を検討しておきましょう！

公式サイト：https://network.mobile.rakuten.co.jp/

【最新版】大手キャリアの周波数割り当て表

最新のプラチナバンド割り当て状況をまとめました。

携帯キャリア	プラチナバンド帯域
	700MHz帯	800MHz帯	900MHz帯
	20	30
	20	30
	20		30
	6（NEW）	auローミング

楽天モバイルは6MHzしかないんだね

そうだね。

大手キャリアに比べるとまだまだ少ないので、今後の増設に期待ですね！

楽天モバイル「最強プラン」がプラチナバンドで変化する5つのこと

楽天モバイルがプラチナバンドの提供を開始したら変わることを解説します。

ひとつずつ見ていきましょう！

もちろん、プラチナバンドで通信品質は良くなるよ！

① 地下や建物内の通信環境がよくなる

プラチナバンド獲得後の楽天モバイルは、建物や地下などの場所でもスマホの電波が入りやすくなるでしょう。

プラチナバンドが建物や障害物に強い性質を持っているためです。

今までは圏外だった、地下鉄や都心のビル群でも楽天回線につながる可能性が高くなりますね。

ドコモやau、ソフトバンクと同等の通信品質になると考えられるよ！

② auローミングエリアは提供が終了する

プラチナバンドを提供し通信が安定していれば、au回線のローミングは終了になることが考えられます。

現在は楽天回線がつながらないエリアに関して、au回線を借りて補っていますが、そのローミング費用が莫大にかかっているからです。

（ローミングとは、他の通信事業者の電波を借りて通信する仕組みのこと）

auのローミング費用は公開されていませんが、月々数100億円のコストがかかっていると言われています。

ローミング費用を少しでも削減できれば、楽天モバイルの経営状況も良くなるので徐々に削減するのは当然の経営判断でしょう。

③ 新しい料金プランが登場する

プラチナバンド提供によって今までになかった料金プランが登場することも予想できます。

楽天回線が届かないエリアもプラチナバンドでカバーできるようになれば、今よりも通信品質は改善されるはずです。

一方で、基地局の増設費用もかかるため、auローミング費用が削減できても投資額はそれほど変わらないでしょう。

新規顧客を獲得するためのプランと現状維持のプランが登場すると予想しています。

出てきそうなプランの例

※すべて空想のプランです

0円プランが復活してくれるといいなぁ

④ キャンペーンが豊富に行われる

楽天モバイルはキャンペーンが豊富に開催されていますが、プラチナバンド獲得でさらにキャンペーンが行われるでしょう。

新規顧客を獲得して新しい通信環境を実感してもらうためです。

たとえば、一度契約したことがある人に向けたキャンペーンも開催し、一気に契約者数を増加させることも考えられます。

どんなキャンペーンが開催されるか楽しみですね。

最新のキャンペーン情報は楽天モバイル公式サイトをチェックしてください。

楽天モバイル公式サイト

⑤ 契約者数が増えつながりにくくなる可能性も

プラチナバンド提供によって逆につながりにくくなる可能性もあります。

つながりやすい電波なのにつながりにくくなるの？

携帯の電波は回線が混み合っているとつながりにくくなります。

プラチナバンド獲得で楽天モバイルの契約者が爆増すれば、逆につながりにくくなる可能性もありますね。

ホリエモンもYoutubeで同様の心配をしていました。

楽天モバイルを検討している人は、契約者数が混み合う前に契約しておきたいですね！

各キャリアの契約者数

	約8,600万
	約6,300万
	約5,100万
	約450万

2024年2月19日 【契約者数で比較】みんなが使ってる人気格安SIMと選び方を徹底解説

4大キャリアの格安プラン比較まとめ表

楽天モバイルとよく比較される大手キャリアの格安プランをまとめました。

キャリア
月額料金	1,078円 2,178円 3,278円	2,970円 4,950円	990円 2,090円 2,970円 3,960円	390円（7日間） 990円 2,700円
データ容量（GB）	3GB 20GB 無制限	20GB 100GB	3GB 10GB 20GB 30GB	1GB（7日間） 3GB 20GB
回線の種類	楽天/au	ドコモ	ソフトバンク	au
通話料金	国内通話し放題 ※RakutenLink未使用時は 22円/30秒	5分以内の国内通話し放題 超過後は22円/30秒	5分以内の国内通話あり （契約から7か月） 超過後は22円/30秒	22円/30秒 （かけ放題プランあり）
契約手数料	0円	0円	0円	0円
解約料	0円	0円	0円	0円
プラチナバンド	なし→あり	あり	あり	あり
特徴	・料金がデータ従量制 ・データ使い放題 ・国内通話かけ放題 ・楽天ポイントと連動	・大容量プランがある ・海外でも使える ・5分国内通話が無料 ・dポイントと連動	・LINEのデータフリー ・余計なアプリ不要 ・スマホガイドが豊富 ・PayPayと連動	・基本料金0円 ・データトッピング ・1日データ使い放題あり ・auPayと連動
詳細	楽天モバイル 公式サイト	ahamo 公式サイト	LINEMO 公式サイト	povo 公式サイト

データが無制限で使えるのは楽天モバイルだけだね！

各社特徴が違うのでしっかりチェックしておきましょう。

楽天モバイルの新しいメリット・デメリット

楽天モバイルがプラチナバンドを割り当てられた後、次のようなメリットとデメリットがあります。

楽天モバイルはMVNO（格安SIM）とは違い、自社の基地局から電波を送っています。

なので、お昼や夕方など回線が混み合う時間帯に通信速度が遅くなることがありません。

僕も楽天モバイルを2年以上使っていますが、お昼の速度低下はほとんど感じません。

一方で、契約者数が増えると、サポートの窓口につながりにくくなる可能性も。

楽天経済圏もいつまでポイントを優遇してくれるかわかりません。

メリットデメリットをしっかり理解して次のアクションを検討してみてください。

2024年5月31日 楽天モバイルをiPhoneで37か月使ってみた！評判や弱点も隠さず解説

楽天モバイルがプラチナバンド提供するまでにしておくこと2選

結局どうしたら良いの？

こう感じている人は、次の2つのアクションプランを参考にしてください。

① 3GB1,078円のプランでお試ししてみる

楽天モバイルは最安のプランで3GB 1,078円から契約できます。

契約時の手数料や契約期間の縛りもありません。

プラチナバンド獲得で混雑する前に契約して、通信環境を試してみてはいかがでしょうか。

昔よりはつながるエリアもかなり増えているので、プラチナバンドがなくてもつながるかもしれません。

僕だったら、1回試してみて良かったらそのまま乗り換えちゃうかな。

いきなり乗り換えるのが不安な人は、次のデュアルSIMを検討してみてください。

② デュアルSIMにして柔軟に対応できるようにする

デュアルSIMとは、1つのスマホに2つのSIMを契約することです。

最近の端末はほとんどデュアルSIMに対応しています。

SIMカードの挿入口が1つしかないけど…

SIMカードの挿入口が1つしかなくてもデュアルSIMはできます。

その場合はeSIMを利用してみましょう。

僕はiPhoneでSIMカード+eSIMのデュアルSIM運用しているよ

eSIMやデュアルSIMについては次の記事で詳しく解説しています。

2024年4月22日 着信はどうなる？デュアルSIMの活用方法と初心者向け選び方のコツ3選

2024年8月1日 【知恵袋でも話題】eSIMと物理SIMはどっちがいい？向き不向きの特徴を解説

楽天モバイルは契約時も解約時も手数料がかからないから気軽にお試しできるね👍

楽天モバイル公式サイト

今後どうなる？楽天モバイルのプラチナバンド獲得に関するQ&A

まとめ：プラチナバンドで楽天モバイルは名実ともに”最強”へ

今回は楽天モバイルがプラチナバンド獲得で変化することを解説しました。

最後にもう一度おさらいしましょう。

データ無制限で利用できるプランは、楽天モバイルの「最強プラン」が業界最安です。

通信環境が改善されれば、より最強になり多くの人が使いやすくなるキャリアへと変化しますね。

契約者数が増加し対応が悪くなる前に契約を検討しておきましょう！

人口カバー率99.9%

楽天モバイル公式サイト

契約料・SIM発行料・解約料すべて0円

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事を読んで、あなたのスマホ通信環境と通信費が改善されれば幸いです！

引き続き楽天モバイルの動向は追って、より良い情報を提供していきます^^